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​御由緒

『方除御神符授与所』の創始者は元文四年(1739年)に播磨国河西郡青野ケ原下新田で生を受けた菅生兼就(菅生源太夫)である。増田友栄、黒田好謙のもと、垂加神道の書物を筆写し、神学の基礎を作り、旧事本紀、日本書紀、古事記、和歌、歴史、兵学、軍記と蔵書も幅広く学ばれ、天明七年(1787年)に白川家に入門、神祇伯家より裁許状を授けられ、この時期をより自らの名を菅生源太夫と記す。文政八年(1825年)までに神職、医者、大庄屋、富家、役人、二十数箇所六〇人余りの入門者があり、兼就の没後『唯一神道』『方除』など継ぐ神学の家として現代まで続いている。

屏風
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